弊所のパーパスは「会社の健全な成長を支援し、会社とそこに働く従業員の幸せな未来を創造する」です。これに基づき、クライアント企業が労働関連法を遵守し、従業員が最高のパフォーマンスを出せる環境整備のために、人事業務を支援する下記のソリューションを提供します。
1.HRコンプライアンス
日本に法人を設立したばかりの外資系企業では、営業やエンジニア等の主要なポジションの採用、最低限必要な社会保険の手続、及び給与の支払いが行われていれば、本国からリモートで従業員を管理できると考える傾向にあります。また、採用と給与の支払いが出来ていればそれ以外の人事業務は不要と考える日系中小企業も少なくありません。しかし、世界でも超高齢化社会を迎えている日本では、企業に可能な限り従業員の雇用を継続させることを前提とする政策がとられており、近年の法令改正では「適切な労働時間の把握」「ハラスメント対策」「従業員の健康管理」についての企業責任が大きくなっています。従って、会社が法的義務を守らずに問題発生した場合、会社は責任を問われることは間違いないでしょう。また、従業員がSNS等に会社が法令を守っていないこと（例えば残業代の未払い、ハラスメント対応の不作為）を書き込み、企業のブランディングに影響を与える可能性もあります。人事も含めてコンプライアンスは「会社を守ること」に直結します。
1-1. 就業規則や人事に関する規程類の整備
就業規則、雇用契約書等の作成や人事に必要な各種書類の作成、見直しを行います。グローバル企業の場合は全世界共通のポリシーがありますので、当該ポリシーを日本の労働関連法令に合致する様にローカライズを行います。
1-2. 行政官庁の調査対応
労働基準監督署等の調査に立ち合い、是正すべき事項がある場合には、人事部と一緒に改善を行います。
1-3. ハラスメント調査
ハラスメント等のER案件が発生した場合、関係者とのヒアリングや事実関係の調査を行います。
2. HRオペレーション
人事部のリソースが不足している場合に私たちが人事業務を支援します。業務内容と業務量は会社の成長フェーズに応じて変わりますので、詳細をお聞かせください。
2-1. 人事業務の代行、人事業務の支援
常勤人事部員が不在の会社で、一時的な人事部員として人事業務を行います。例えば、急な退職等により人事部管理職が不在となった場合等、一時的な人事部管理職として人事部を運営します。日本法人にローカル人事が不在の場合、本国人事部と連携しながら、私たちがローカルHRとして人事業務を行います。または、リソースが足りない場合にローカルHRと一緒に業務を行います。
2-2. HR プロジェクトマネージャ
人事の特定の業務に特化したプロジェクトの実作業とプロジェクトのマネジメントを行います。これまでには人事制度の見直し、人事システムの要件定義、人事業務の効率化など様々なプロジェクトを完了させた実績があります。
3.HRアドバイザリー
人事部長や経営者の相談役として人事課題の解決方法を一緒に考え、解決します。日本に人事部がないグローバル企業には、本国人事部に日本の人事業務や労働法令に関する助言をします。日本に進出するグローバル企業の多くは弁護士事務所と契約していると思いますが、私たちは日常で発生する業務レベルの相談にも対応させて頂きます。
＜相談の例＞
＊社員のモチベーションを上げるために人事制度を見直したい。
＊採用のミスマッチを減らしたい。
＊従業員の定着率を上げたい。
＊外国籍の社員に健康保険や雇用保険について説明して欲しい。
＊日本でローパフォーマーにどう対応すれば良いのか知りたい。
＊グローバルポリシーを日本用にローカライズしたい。